AI-OCR コラム

Column

OCR選定のポイントとは・・・?

2020.11.02AI-OCRスキャンロボ自動化

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こんにちは。ネットスマイルです。

紙帳票の電子化やDXを進めるにあたり、
インターネットで検索すると様々なAI-OCR製品が出てくるため、
どれにするかの選定基準がなかなか分からない、
印字された文字であれば読めて当然でも各会社のどこが良いか分からない、
という声を頂くことがあります。

本コラムではそういった声にお応えして、選定の際の1つのポイントをお伝えしたいと思います。
そのポイントとは・・・ズバリ、「読取したデータが活用しやすいかどうか」です。

そこには文字の読取精度も含まれるところですが、強調したいポイントは、
「読取した各項目がどのような並びでデータ出力されるか」というところです。
せっかく欲しい部分のデータが取得できているにも関わらず、
実運用の検討を進める段階になって、出力したデータの整理できなくて頓挫してしまったり。。。

家の整理をする際にも、入れ物の棚や引き出しを買ったとしても、
中に入れた物がぐちゃぐちゃの状態では、物の活用が難しいですよね。
物を分類するために仕切りを入れて、ここはペン、ここは本というように物の場所を決めると思います。

帳票上のデータ取得の際も同様に、
異なる項目のデータを取得する際には本来は別々のカラムにCSV出力したいのに、
帳票の表構造が複雑なために同じカラムに混在して出力されてしまったり、
帳票上の表の行数が可変してしまって一部のデータが取得できなかったり、
余分なデータを取得してしまうなど、
データの場所が定まらないために活用に困るケースもお伺いします。

そのようなことを避けるためにも、普段手入力をしている箇所の読取テストをして、
そのデータがどのように出力されるか確かめてみることも一つの手だと思います。
当社での読取テストも可能ですので、ご希望の方は、下記URLからお申込み下さい。

<読取テストお申込みURL>
https://aiocr.ai/reading/