AI-OCR コラム

Column

読取をしたOCR結果への内部コードの紐づけ方法

2020.10.09AI-OCRスキャンロボ自動化

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こんにちは。ネットスマイルです。

当社のAI-OCRサービスをご検討いただく際に、
OCRで読取りをした商品名等の名称と、その名称に紐づく社内のコードを引き当てて、
CSVに出力したいというご要望をしばしばお伺い致します。

そこで、今回はそのような課題を抱えているお客様に向けて、
当社のAIスキャンロボの便利な機能である「データベースマッチング機能」を
ご紹介させていただきます。


この機能の便利な点は2点あります。
1.あらかじめ登録したリストの中から、最も一致度の高い読取結果を出力できること
2.登録するリストには、名称とその名称に紐づくコードを1対1で登録することができること

<1.について>
あらかじめマスタ登録したリストにない読取結果は出力されないため、
OCRが軽微な読み取りの間違いをすることを事前に防ぐことが期待できます。

<2.について>
読み取りをしたい名称に紐づくコードを、あらかじめAIスキャンロボ上にマスタ登録することで、
帳票上に記載されている名称の読み取りをした後に、
マスタ登録した名称に紐づいたコードも同時にCSVデータに出力することができます。


例えば、帳票上には商品名の記載はあっても、商品コードの記載がなく、
商品名を読取した後のデータに商品コードを紐づけしたいというケースを想定します。

まず、商品名と商品コードのリストをあらかじめAIスキャンロボ上に登録し、
そのリストには「商品名A」と「商品コードA'」を含んでいるものとします。
そうすると、帳票上の「商品名A」を読取りした後にCSVデータに出力する際には、
「商品名A」に紐づく「商品コードA'」も隣の列に出力することができるようになります。

また、このデータベースマッチング機能を使って、読取りをした後に出力されるコードを、
読取結果のCSVデータと基幹システムをつなぐキーとして利用されるお客様もいらっしゃいます。


このコラムでのご説明だけでは、なかなか具体的なイメージが沸かないという方も
いらっしゃると思いますので、是非一度お問い合わせください。
ウェビナーでは、AIスキャンロボのデモもお見せしております。

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https://aiocr.ai/webinar/